藤田助産院では、看護学生さんの実習を受け入れています。

1回に4名くらいの看護学生さんがやってきますが、まず助産院が一軒家であることに驚きます。
学生さんは産科の病院しか見たことないので当たり前ですが…。
助産院の実習では、お母さんと赤ちゃんとの様子を見たり、お母さん達がいない時はお話をしたりして過ごしてもらっています。
その感想を学生さんの許可をもらってのせてみました。

  • 助産院では授乳の時間や量をマニュアルにとらわれ過ぎない、その人らしい育児が出来るように支援していた。育児の幸せ、楽しさを感じてもらう事を大切にしていると思った。
  • 藤田さんが褥婦さんとの関りで自己肯定感を育むように関わっている事を感じました。
  • 現在は人との関わり・つながりが無いために悩みを共有・解決できる場がない、同じ悩みを持つ仲間がいるという安心感が得られない状況である事を知った。育児は「母と子ども」だけで行われるのでは無く、様々な人との関わりがあって安心を得られるものだと感じた。
  • 病院からすぐに家に戻るのでは無く、藤田助産院のような地域でのケアを受けて、家に帰っていくのが理想だと思った。私も藤田さんの話やお産ノートを見て、「助産院で出産したい、ケアをしてもらいたい。」ととても感じた。

学生さんはまだまだ実習の途中なので、素朴な感想なのだと思いますが、助産院で大切にしていることは伝わったのかなと感じています。
育児は本来とても楽しく幸せなものです。
でも、一人ぼっちで育児しているような気持になると辛く苦しいものになってしまうこともあります。
学生さんも感じてくれたように、育児は母と子どもだけでなく、様々な人とのつながりが必要です。

いつでも藤田助産院においでください。
お待ちしています。